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2019/06/17

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砂漠 感想、あらすじ、ネタバレ

更新日:

この一冊で世界が変わる、かもしれない

 

どもっ。私です!!

今日は伊坂幸太郎さんの長編小説「砂漠」を先程読み終えたので、その読後の感想を書きます。

 

 

私、伊坂幸太郎さんの作品は全部は読んでいないのだけれど(6.7作品くらいしか読んでません)

基本的には好きな作家さんです!!

 

 

 

今まで読んだ作品もどれも外れなしに面白い!!

でもなんで全部の伊坂作品を読まないのか?と正面から聞かれると困ってしまうけれど、、、

 

まぁそのうち読みますw

 

 

きっと、最初から当たるとわかっている宝くじを買わないのと同じ感覚なのかな?

 

そのくらい伊坂さんの作品はどれも面白いです☆

 

でも見た目がすごく綺麗な女性、可愛いらしい女性を必ずしも世の男性みんなが好きになる訳ではないでしょう。

 

 

そこから中身、性格まで知りたいと思う人は限定された人(ファン)になると思うの。だから伊坂さんのタイトルはチェックするけど。

 

 

中身までは全部読んでないのかな?

 

 

それに色々な作家さんの作品を楽しみたい!新しい物語、その表現をしりたい!という願望もありますね♪

 

 

っあ!でも村上春樹さんは別ですw

私の読書生活のルーツなので、単純にファンというか私、村上主義者なので、えぇすべて読んでます♪

 

はなしがそれましたw(^-^)

 

さて、じゃあ何で今回は「砂漠」を読もうと思ったの?ってなりますよね!?答えはシンプルです♪

 

 

 

この帯にやられました、、、、どこぞやのコピーライターさんが考えたか、わかりませんが、、

【100回読んでも面白い。新しい】

 

 

 

気になる、、、とても気になる、、、しかも【この一冊で世界が変わる、かもしれない】

 

嘘でしょw!?

 

 

私のもってる伊坂さん作品のイメージは、

 

 

事件、犯罪、拳銃、強盗、学生、野球、仙台、音楽、政治とまぁそんな感じですかね♪

 

 

 

今回の物語の大筋は仙台の大学に進学した5人の大学生の物語を【春、夏、秋、冬】と分けて入学から卒業までを展開しております。

 

 

 

その5人の大学生による一瞬で過ぎる日常、光と痛み、そして小さな奇跡。明日の自分が愛おしくなる、一生モノの物語。

 

 

 

【100回読んでも面白い。新しい】

【この一冊で世界が変わる、かもしれない】

【一生モノの物語】

【その気になればね、砂漠に雪を降らせることだって、余裕でできるんですよ】

 

 

この胡散臭さ漂う4つのキラーワードにまんまと乗せられましたw

でも伊坂幸太郎なら間違いないっしょ!って感じです。

 

 

 

結果、休みを使って全509ページ7時間くらいで一気に読めました。安定の伊坂ワールド!!存分に楽しませて頂きました!!とっても満足です♪

 

 

 

 

ただ、いつかもう一度読み直すか?と問われると。答えにつまりますが、、、人にはオススメしやすい内容でしたね♪

 

 

 

 

さて、ここからはネタバレします!読み途中の方やこれから読もうという方は気をつけて下さい。

 

 

 

 

 

まずは伊坂作品恒例?の初めの見開きにあるやつ。

 

 

「ぼくは、砂漠についてすでに多くを語った。ところで、これ以上砂漠を語るのに先立って、ある一つのオアシスについて語りたいと思う。」

 

 

【人間の土地】サン=テグジュペリ

 

 

サン=テグジュペリといえば、、、、

 

皆の好きなタイトル「星の王子さま」ですよね。

 

「いちばんたいせつなことはめにみえない」

名言です☆

 

物語を読む前からワクワクします♪さて、始めに衝撃を受けたのが

 

 

P65にある主人公の北村と美人な東堂が変わり者の西嶋の話をするくだり。ボウリングが上手くいかなかった時の話♪

 

 

北村「そもそも、悔しく思わないだろうね。ボウリングの点数が悪くても、別に気にしない」

 

 

東堂「わたしもそう。でも、じゃあ、何のことなら必死にやるのか、って思わない?結局さ、いざという時にはやる、なんて豪語している人は、いざという時が来てもやらない。西嶋はそれに比べて、どんなことも真剣勝負なんだよ、たぶん。言い訳しないで、逃げずに、克服しようとする」

 

 

 

このあたりから東堂同様、私もいっきに西嶋の事が好きになりましたね♪完全に愛されキャラの登場です。

 

 

 

今回麻雀のシーンも多く登場するんだけど、登場人物それぞれの名前に、【東堂】【南】【西嶋】【北村】

 

東南西北(トン・ナン・シャー・ペー)となる訳で、残念ながら!?白発中(ハク・ハツ・チュン)とは続かないw

 

 

私は、村上春樹の「色彩を持たない多崎つくると彼の巡礼の年」を思いだしちゃいましたね、、、、

 

 

ただ、そこは伊坂ワールド、村上ワールドと違い、鬱々とした雰囲気はないし、セックスの描写もありません、

 

 

男女5人皆でわきあいあいと学生生活を謳歌しているます。キラキラだらだらとした大学生活♪

 

 

でも、主要人物の一人「鳥井くん」はある事件に巻き込まれて左腕を失ってしまうのだけれど、、あの展開にビックリ!!驚きました!!

 

 

そして西嶋の語るシーン皆さんご存じの「三島由紀夫」さんのくだりも印象に残りました。

 

 

大分長いので大筋だけ、、、P246西嶋

 

「驚かないといけない事は、一人の人間が腹を切って自決までして、本気で伝えようとしても伝わらない、っていう事実ですよ。みんな心のどこかでは、自分が本気を出せば、言いたい事が伝わるんだ、と思ってるはずですよ。絶対に。インターネットや新聞やテレビを使って、小説家だって、やろうと思えば、本心が届くと過信しているんですよ。今は、本気を出していないだけで、その気になれば、理解を得られるはずだってね。でもね、三島由紀夫に無理だったのに、腹を切る覚悟でも声が届かないのに、難しいんですよ」

 

 

 

この西嶋のセリフも好きです、西嶋の後先考えずに自分の感じるままに発言したり行動する感じはきっと皆さん共感しますよね♪

 

 

 

そしてP280そんな西嶋の過去があかされる場面、高校時代に万引きをして家裁の調査官の話をする所。

 

 

これは、、、きっと「チルドレン」の武藤または陣内?とリンクしている感じがしてなんか嬉しい♪いや、とても嬉しい♪

 

 

 

終盤P460の西嶋くん連続暴行犯に対して「人間とは、自分とは関係のない不幸な出来事に、くよくよすることですよ」

 

 

プレジデントマンに対するこの西嶋の台詞も伊坂さんの作中にこめるメッセージを勝手にですがw強く感じました。

 

 

そして最後、卒業式での学長の話。

 

P497「人間にとって最大の贅沢とは、人間関係における贅沢のことである」とか

 

 

P507「学生時代を思い出して懐かしがるのはいいけど、あの頃に戻りたいと思ってはいけない」

 

これも社会人への格言、名言ですね♪

 

最後には、はっきりと書かれている。

 

砂漠=社会のメタファーだと。

 

 

砂漠はからからに乾いていて、愚痴や嫌味、諦観や嘆息でまみれ、僕たちはそこで毎日必死にもがき、乗り切り、そして、そのうちその場所にも馴染んでいくに違いない。

 

 

 

なんてことはまるでない、はずだ。っと

 

 

そして、伊坂さんによるあとがき。

 

 

前を向いて生きていかなくちゃいけないんだよ。優しさとは、親切にすることではなく、人の憂いを分かってあげることだよ。

 

 

 

伊坂幸太郎さんって本当にやさしい、素敵なお方ですよね♪

 

 

まとめて見て始めてわかるもので今回の登場人物の中で私は西嶋が一番好きなんだな、チルドレンの陣内さんとはまた違う。

 

 

 

キャラの濃さが、なんか好き。

 

 

長々となりましたが、「砂漠」は伊坂ワールドを存分に楽しめる素晴らしい作品です。皆さんにオススメできる作品でした!!

 

 

 

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました!

 

 

 

また、明日✋

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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